１０月２５日金曜日
厚生労働省委託事業
「働き方・休み方改革シンポジウム」に参加してきました。
このシンポジウムは１０月～１２月にかけて全国で開催されています。
当日は朝から大雨でしたが、会場の有楽町朝日ホールには多くの方が集まっていました。
セミナーの内容は
・学識経験者による講演
・働き方・休み方改革の取り組み事例紹介（３企業）
・上記登壇者によるパネルディスカッション
となっていて
事例発表では現場の具体的な事例をお話ししていただき、とても楽しかったです！
・金曜日をノー残業デーにしたら、最初はその分土曜日出勤するようになった。
という失敗談から
・今までは取引先に「朝一で２０００部用意して！」と言われたら、ただ残業をしてそのまま用意していた。しかしよく状況を聞いてみると朝一で必要なのは５０部だけで残りはお昼納品でもいいということもあったため、取引先としっかりコミュニケーションを取ることで深夜残業を減らすことができた。
・社内で働き方に関するアンケートを実施。ただし誰が何を書いたか分かると本音を書いてもらえないので、現物は社労士が回収して文字データのみを納品してもらう
等、大掛かりな改革でなくても、すぐに実践できるのではないかな？と思えるようなお話がたくさんありました。
講演も含めて特に印象に残ったのは
・今はどこの企業も働き方改革に取り組んでいて、しかも苦労している......
だから取引先に自社の取り組みを伝えると協力してもらえることがある。ということと
・事例紹介をしていた企業のうち２社が、働き方改革のための社内チームを作るときは、できるだけメンバーの属性をバラバラにして様々な意見を取り入れられるようにした。ということです。
質疑応答では会場から多く質問が出て、予定のシンポジウム終了時間をオーバーしてしまうかな？と思ったのですが、皆さんが時間を意識していたからか「働き方改革のシンポジウムなので！」と回答や事務連絡含めぴったり時間通りに終了して、ちょっと感動しました。
このシンポジウムはこれから開催される地域もありますので、下記URLから確認してみてください。
各企業さんの取り組み事例なども紹介されています。
https://work-holiday.mhlw.go.jp/
（「働き方・休み方改善ポータルサイト」に移動します。）
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