ページタイトル

第7回 ここが大事!職場環境・風土の改善 意識改革編|マンガと専門家の解説でお悩み解決 高まる!働き方改革|はたらく×らいふプロジェクト

高まる!働き方改革 4コマ

第7回 ここが大事!職場環境・風土の改善 意識改革編

働き方も生活も、理想やニーズは人それぞれ。
職場環境・風土の改善に欠かせない、職場の意識改革についてご紹介します。

4コマ漫画

高まる!働き方改革 専門家コメント 

【解説】時代の変化にあわせた意識改革

「子どもが生まれたら女性は働かずに家にいたいだろう。」
「もし働くとしても、時短の方が女性にとっても負担が少なくて良いだろう。」
「両立支援制度を使いたいのは女性だけで、男性にはニーズはないだろう。」
漫画の中に出てくるこのような考え方は、本当に働く人の希望を反映したものといえるでしょうか?


 結婚や子どもの成長段階に応じた働き方の理想をみてみましょう(図表参照)。女性は、子どもが3歳以下では「働きたくない」や「短時間勤務」に次いで、「家でできる仕事」を希望する人が多くなっています。また、子どもが大きくなるにつれて、「働きたくない」は減っていき、かわって「残業のないフルタイム(時間帯等の柔軟性あり)」を希望する人が増えていきます。 同様に男性についてみると、結婚前や子どもが生まれるまでは「残業のあるフルタイム」が多いものの、子どもが生まれるとそうした希望は大きく減り、かわって「残業のないフルタイム(時間帯等の柔軟性あり)」を希望する人が増えていきます。


 このように、実際には男女ともに、結婚、出産、子どもの成長などライフステージに応じて働き方を柔軟に変えたいという希望を持っていることが多く、さらに、同じライフステージにおいても、個々人の希望にはバラつきがあることがわかります。育児だけでなく、今後は中高年の社員を中心に、介護をしながら働く人も増えることが見込まれます。労働力人口の減少とともに働き手の多様化が進み、これからは女性だけではなく男性も含めて、社員が何らかの制約を抱えながら働くことが当たり前の時代になるでしょう。


 もし、企業経営者や管理職が冒頭のような考え方を持っているとしたら、第2回「パートが幸せ?短時間正社員制度導入編」でもふれたように、まずはそうした先入観を持たず、社員一人一人とよく話し合ってみることが大事です。また、そうした意識改革とあわせて、今後は、柔軟なキャリア形成が可能となるような人材育成・人事異動等の人事施策を検討・整備することが一層求められます。





ライフステージに応じた働き方の理想

男性  女性 
   

注)調査対象は、20~49歳の男女各4,000名。

出所:三菱UFJリサーチ&コンサルティング「ライフプランニング支援に関する調査」2019年






高まる!働き方改革 専門家プロフィール

【解説者:尾島有美氏】

プロフィール
三菱UFJリサーチ&コンサルティング株式会社
政策研究事業本部 経済社会ユニット
共生・社会政策部 副主任研究員

2003年 (株)UFJ総合研究所(現MURC)入社。2012年~2014年 内閣府男女共同参画局調査分析専門官。官公庁の調査事業を中心に、女性活躍推進・働き方改革・ダイバーシティ推進に関する調査研究・政策提言に携わる。

HP:https://www.murc.jp/



高まる!働き方改革 登場人物コメント

【登場人物コメント】
たしかに、最近は「育児」や「介護」をしながら働く人も多くなってきた気がする。男女ともにライフステージに応じた働き方ができるように、社員のひとりひとりの希望を確認することが重要なのか…。
時間はかかるかもしれないけど、社員と面談ができるように社長に相談してみようかな。

高まる!働き方改革 内部関連ページリンク

※掲載情報は2020年12月現在のものです。




<当サイト内関連ページ>
当サイト内関連ページにリンクしています。
中小企業におけるダイバーシティ推進
人材活性化に向けた職場づくり



高まる!働き方改革 目次