子育て支援を活用しよう! ~0歳から5歳が利用できる教育・保育施設~
内閣府・厚生労働省ホームページには、子育て支援に関する様々な情報が掲載されています。
今回は、「0歳から5歳が利用できる教育・保育施設」をご紹介します。
(記載されている情報等は2022年1月確認時点のものです)
内閣府では、子育て支援の量の拡充や質の向上を推進しています。必要とするすべての家庭が利用できる支援と子どもたちがより豊かに育っていける支援を目指し、子どもの年齢や親の就労状況に応じた多様な支援が用意されています。ぜひ確認してみてください。
教育・保育施設はどんなものがあるの?
内閣府ホームページに掲載されている、0歳から5歳が利用できる教育・保育施設「幼稚園・保育所・認定こども園・地域型保育」をご紹介。
※実際にどのような施設や事業が利用できるかは、お住まいの市町村にご確認ください。
【幼稚園】
小学校以降の教育の基礎をつくるための幼児期の教育を行う学校
●幼稚園(3歳から5歳)
・利用時間:昼過ぎごろまでの教育時間に加え、園により午後や土曜日、夏休みなどの長期休業中の預かり保育などを実施
・利用できる保護者:制限なし
【保育所】
就労などのため家庭で保育のできない保護者に代わって保育する施設
●保育所(0歳から5歳)
・利用時間:夕方までの保育のほか、園により延長保育を実施
・利用できる保護者:共働き世帯、親族の介護などの事情で、家庭で保育のできない保護者
【認定こども園】
幼稚園と保育所の機能や特長をあわせ持ち、地域の子育て支援も行う施設
●認定こども園(0歳から2歳)
・利用時間:夕方までの保育のほか、園により延長保育を実施
・利用できる保護者:共働き世帯、親族の介護などの事情で、家庭で保育のできない保護者
●認定こども園(3歳から5歳)
・利用時間:昼過ぎごろまでの教育時間に加え、保育を必要とする場合は夕方までの保育を実施(園により延長保育も実施)
・利用できる保護者:制限なし
< 認定こども園の2つのポイント >
・3歳から5歳の子どもは、保護者の働いている状況に関わりなく教育・保育を一緒に受けます。保護者の就労状況が変わっても、通いなれた園を継続して利用できます。
・子育て支援の場が用意されていて、園に通っていない子どものご家庭も、子育て相談や親子の交流の場などに参加できます。
【地域型保育】
保育所(原則20人以上)より少人数の単位で、0歳から2歳の子どもを保育する事業
●地域型保育(0歳から2歳)
・利用時間:夕方までの保育のほか、園により延長保育を実施
・利用できる保護者:共働き世帯、親族の介護などの事情で、家庭で保育のできない保護者
※地域型保育では、保育内容の支援や卒園後の受け皿の機能を担う連携施設(保育所、幼稚園、認定こども園)が設定されます。
<地域型保育の4つのタイプ>
・家庭的保育(保育ママ):家庭的な雰囲気のもとで、少人数(定員5人以下)を対象にきめ細かな保育を行います。
・小規模保育:少人数(定員6人から19人)を対象に、家庭的保育に近い雰囲気のもと、きめ細かな保育を行います。
・事業所内保育:会社の事業所の保育施設などで、従業員の子どもと地域の子どもを一緒に保育します。
・居宅訪問型保育:障害・疾患などで個別のケアが必要な場合や、施設がなくなった地域で保育を維持する必要がある場合などに、保護者の自宅にて1対1で保育を行います。
教育・保育施設の利用するための認定
幼稚園、認定こども園、保育所、地域型保育の施設などを利用する場合は、お住いの市町村から利用のための認定を受ける必要があります。
認定区分や、認定区分ごとの利用手続きは、下記ホームページをご確認ください。
・内閣府 よくわかる「子ども・子育て支援新制度」
◆上記は2022年1月時点の情報です。詳しくは、下記のホームページをご確認ください。
・内閣府 ホームページ 子ども・子育て本部
・子ども・子育て支援新制度 なるほどBOOK(平成28年度4月改訂版)