「女性活躍」について再確認しよう ~テレワークとは~
厚生労働省ホームページから、「女性活躍」に関連するものをピックアップしてご紹介します。
(記載されている情報等は2020年4月確認時点のものです)
厚生労働省では、総務省・国土交通省・経済産業省等の関係府省と連携し、時間や場所を有効に活用できる柔軟な働き方として、テレワークの推進を行っています。
テレワークには、働く方のワーク・ライフ・バランスの実現や、仕事の生産性・効率性の向上など様々なメリットがあります。
ここでは、テレワークの概要、企業・従業員の感じる効果について、ご紹介します。
テレワークとは
テレワークとは、「ICT(情報通信技術)を活用し、時間や場所を有効に活用できる柔軟な働き方」です。 インターネットなどのICTを利用することで、本来勤務する場所から離れ、自宅などで仕事をすることができます。さまざまな場所での柔軟な働き方は、「従業員の育児や介護による離職を防ぐことができる」「遠隔地の優秀な人材を雇用することができる」「災害時に事業が継続できる」など、多くのメリットをもたらします。
テレワークは、育児・介護等を行う一部の従業員のみに対する福利厚生策ではなく、会社全体の働き方を改革するための施策の1つとして期待されています。
テレワークは、「在宅勤務」「モバイルワーク」「サテライトオフィス勤務(施設利用型勤務)」の3つのテレワークの形態の総称です。いずれの場合も、テレワークは、所属するオフィスから離れて仕事を行うため、始業・終業時刻など労働時間の管理方法などについて、適正なルールづくりをすることが重要です。
企業(経営者・推進担当者)の感じる効果
・優秀な人材の確保や雇用継続につながった
・資料の電子化や業務改善の機会となった
・通勤費やオフィス維持費を削減できた
・非常時でも事業を継続でき、早期復旧もしやすかった
・顧客との連携強化、従業員の連携強化になった
・離職率が改善し、従業員の定着率向上が図れた
・企業のブランドやイメージを向上させることができた
従業員(テレワーク利用者)の感じる効果
・家族と過ごす時間や趣味の時間が増えた
・集中力が増して、仕事の効率が良くなった
・自律的に仕事を進めることができる能力が強化された
・職場と密に連携を図るようになり、これまで以上に信頼感が強くなった
・仕事の満足度が上がり、仕事に対する意欲が増した
◆上記は2020年3月時点の情報です。詳しくは、下記のホームページをご確認ください。
厚生労働省
働き方・休み方改善ポータルサイト
◆サイト内関連ページ
中小企業向けコラム
「中小企業におけるダイバーシティ推進 」