支援ツールを活用しよう! ~【WEB診断】「働き方・休み方改善指標」を用いた自己診断~
厚生労働省ホームページには、様々な支援ツールが紹介されています。
今回は、「働き方・休み方改善ポータルサイト」からWEB診断をご紹介します。
(記載されている情報等は2021年12月確認時点のものです)
働き方・休み方改善ポータルサイトは、社員の働き方・休み方の見直しや、改善に役立つ情報を提供するサイトです。企業・社員の方が「働き方・休み方改善指標」を活用して自己診断をすることで、長時間労働や年次有給休暇に関する状況が把握しやすくなります。また、働き方・休み方に関する様々な制度についても紹介されています。働き方・休み方改革にご活用ください。
「働き方・休み方改善指標」を用いた自己診断
働き方・休み方の改善に当たっては、企業の実態を踏まえた上で、経営トップが見直しなどの判断をしていくことが重要です。 働き方・休み方改善ポータルサイトでは、下記のアイコンから、企業・社員の方が「働き方・休み方改善指標」を活用して自己診断をしたり、企業の取組事例を確認することができます。
・厚生労働省 「働き方・休み方改善ポータルサイト」
「働き方・休み方改善ポータルサイト」の活用
「働き方・休み方改善ポータルサイト」は上記のWEB診断以外にも、様々な情報が掲載されています。
支援ツールとして活用できる情報をピックアップして紹介します。
○「課題別の対策」の活用
「働き方・休み方改善指標」を用いた診断・コンサルティングを数十社に対して実施し、その結果確認された働き方・休み方に関する課題について、以下のように『意識』『マネジメント』『仕事特性』『実態把握』に分類され、紹介されています。
・意識の問題あり:トップの意識、管理職の意識、組織・職場の風土、一般社員の意識といった課題があります。
・マネジメントに問題あり:体制・組織・仕組み(推進体制、規定等)、管理職の部下マネジメントといった課題があります。
・仕事特性、仕事のやり方に難あり:
仕事の進め方(業務標準化等)、仕事量の偏り(部署・時期)、顧客都合の業務による調整難、人材不足といった課題があります。
・働き方・休み方に関する実態把握に問題あり:働き方・休み方の実態把握や社員の意識の把握に課題があります。
○「事例集やパンフレット」の活用
・
関連法令に関するパンフレットなど
関係法令等に関するパンフレットやリーフレット、ハンドブック、事例集など
(労働時間等設定改善関係、労働基準法関係、労働契約法関係、最低賃金関係)
・
働き方・休み方改善ハンドブック
業種別に作成された働き方・休み方の改善に役立つハンドブック
(情報通信産業、小売業、製造業、金融業、宿泊業、情報通信産業)
◆上記は2021年12月確認時点の情報です。詳しくは、下記のホームページをご確認ください。
・厚生労働省
「働き方・休み方改善ポータルサイト」
■サイト内関連ページ
・コラム「中小企業におけるダイバーシティ推進」(2019年)
・4コマ漫画と専門家解説「高まる!働き方改革」(2020年)