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事例でわかる・問題解決型にはこんな対応を!<シーン3>

リード文 黒川氏コラム3-③

イチ押しの企画を「思いつき」だと却下される


<シーン>
取り扱う新商品についての検討に入っているのですが、女性社員数名で「絶対これ!」と思うアイテムがあり、上司に提案。しかし「思いつきでは困る」と突き返されました。どうしたら上司を説得できるでしょうか?


<黒川先生からのアドバイス>
直感からのイチ押しをデータで補強する

共感型は物事を決める際、「これがイチ押し!」と直感的に判断することが珍しくありません。決して適当なのではなく、言語化する前に、正解はこれだと確信を持っています。一方で、問題解決型は直感が働きにくいところがあり、直感的に判断したことに対して否定的な態度をとりがちです。「なぜそれがイチ押しなのか」がピンとこないので、当然といえば当然の対応です。
問題解決型は、複数の候補を比較検討したうえで判断し、決定することを好みます。ですから、問題解決型の上司に提案する時は、候補を複数案用意しなくてはなりません。複数候補の中で直感で選んだ「イチ押し」がなぜ優れているのか、論理的に説明しましょう。「候補としては3つありますが、これらのデータからA案がイチ押しです」と根拠を付けて推すことがポイントです。比較検討できる資料や、数値データをわかりやすくした表やグラフを用意すると説得力が増します。








プロフィール 黒川氏コラム

黒川伊保子(くろかわ・いほこ)氏
人工知能研究者

人工知能研究者。1959年長野県生まれ。奈 良女子大学理学部卒業後、コンピュータ・ メ ーカーにてAI開発に従事。コンサルタント会 社、民間研究所を経て、(株)感性リサーチを 設立。人材開発・社員研修として男女脳差理 解によるダイバーシティ・コミュニケーション 講座などを多数実施。『妻のトリセツ』『夫の トリセツ』(講談社)などの著書がある。
 
黒川氏連載コラム詳細

【目次】

1.あなたはどちらの脳のタイプ?自分の脳タイプを診断してみよう! 【印刷できます】

とっさの時に使う脳の回路には2種類あり、どちらが優位に働くかで脳のタイプは2つに分かれます。
自分の脳タイプはどちらかを黒川伊保子先生監修のチェックリストで診断してみましょう。

2.広報誌2021年5月号掲載記事

『妻のトリセツ』などの著書で知られる黒川伊保子先生に、人工知能研究の視点から組織を強くするためのコミュニケーションのヒントについて伺いました。

3.連載コラム「2つの脳タイプが活躍できる会社に!〜脳タイプ別の対応事例〜」【下のコラムタイトルをクリック】

2つの脳タイプが両方とも活躍できる会社にするためにはどうしたらよいのでしょうか?
日常のシーンでの脳タイプ別の対応事例について、黒川伊保子先生からのアドバイスをいただきました。
 
3-1.2つの脳タイプを知り、互いに力を発揮できる組織にしよう!
<コラム1>男女で分かれやすい2つの脳タイプ。ただし個人差も
<コラム2>脳タイプの違いで起こるコミュニケーションギャップ
<コラム3>2つの脳タイプが活躍することで組織は強くなる

3-2.事例でわかる・共感型にはこんな対応を!
<シーン1>アイデアの提案があったらどう答えればよい? 
<シーン2>相手を思ってアドバイスをしたのに…
<シーン3>スケジュール管理を求めたが反発されてしまう 

3-3.事例でわかる・問題解決型にはこんな対応を!
<シーン1>上司に進捗の報告や企画の提案をしても話を聞いてくれない 
<シーン2>部下のモチベーションが低下気味。どうすれば?
<シーン3>イチ押しの企画を「思いつき」だと却下される NEW