このブログでは、主にプロジェクトの活動を4人のメンバー(20~30代女性)が紹介していきます。
先日、あんしん財団で行っているKYT(危険予知訓練)一日研修会に潜入しました。
一度ブログでも紹介しているこの研修会ですが(以前のブログは
こちら)、参加者は毎回、9割以上が男性です。
今回は女性限定で募集し、参加者は全員女性という特別な研修会でした。
担当者によると、過去に女性限定で開催した際には「意見が出しやすかった」「女性同士で情報交換ができた」と好評だったとのこと。
女性に限定することで、どのような違いが出るのだろうとわくわくしながら、いざ潜入!
研修は実技と講義を組み合わせた内容で、実技は指さし呼称(下写真)やグループワークを行いました。
職場でヒヤッとした体験を共有するグループワークでは、
・溶接作業中に近くで火器を扱われてヒヤッとした
・カレンダーの貼り替えにパイプ椅子を使用し落ちそうになった
・オフィス内でPCの配線につまずいて転倒しそうになった
等、身近な例も含めテンポよく挙がり、
グループ内で共有したときには「わかる!」と共感の声があちらこちらから聞こえてきました。
さらに時間内に課題が終われば、今度は求人について情報共有が始まる・・・
初対面の、会社も職種も年齢も違う方々が1時間とかからずに打ち解けている様子に、
女性だけのグループのコミュニケーション力の高さを感じました。
また、ブラインドの窓清掃作業のイラストシートを用いて、そこに潜む危険を話し合うグループワークでは、
実際にハンカチを手に巻いてジェスチャーをしながら説明する等、とても盛り上がっていました。
参加者のアンケートには
・会社でもKYTを実施しているが、今日ほど自分の意見を出せなかった
・職場に女性が1人なので普段聞けない、言えないことを聞いて、話せてよかった
等の感想があり、普段職場では意見を出しにくい人も女性限定にすることで
意見を出しやすい雰囲気を作ることができたのだと感じています。
会議等で「活発な意見が出ない」とお悩みの方、みんなが意見を出しやすい雰囲気づくりを意識してみてはいかがでしょうか。
プロジェクトメンバーK
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